女性活躍推進法というなる法律がある。従業員が301人を超える企業では、企業内で女性が活躍するためにどのような行動をとるべきか、情報公開の義務があるというものだ。
しかし、IT業界において従業員が301人を超える企業はそうそうないだろう。ここで気になるのが、女性プログラマーの立場だ。もともとIT業界が男性社会と考えられており、女性が入りこめるものではなかった。もちろん完全に排除しているものではなく、単純に女性のプログラマー人口が少なかっただけだ。ジェンダー平等などが叫ばれるようになった現在においても、女性プログラマーが活躍できるフィールドは少ないといえるだろう。
女性プログラマーは「シンプルなコーディング」や「時間を重視した効率的な仕事方法の模索」がうまい傾向にある。特性によってはプランニングや統括などのプロジェクトの上流工程で活躍できる可能性も高いだろう。リーダーシップに関しては、女性のほうが全体的を把握し、先回りの行動ができる傾向にある。
もし男性社会ともいえるIT業界で生き抜こうとするならば、スキルの向上が第一条件となるだろう。プログラミングのスキルはもちろんのこと、自分自身ができることをどんどん伸ばす必要がある。例えば、効率のよいデバッグ作業を確立させることや、後進指導へスイッチするなどいろいろな道が存在する。自分の適性も含め模索することで、男性よりも地位を高めることができるだろう。あとはやる気次第だ。